ラジアンとは

はじめに

ラジアンとは、円の一周の角度である360度を2π(2パイ)、すなわち6.28ラジアンとした表し方です。

もっと覚えやすく言えば、以下の通りです

360度=2π

エクセルで使う場合

このため一番ラジアンを使う可能性の高いエクセルで計算式を入力する場合は、以下の様に入力すれば答えを表示してくれます。

XX度=XX度÷360×2π

角度をラジアンにする場合

ですので例えば角度90度であれば、90度は360度の1/4なので2πを4で割って1/2π、すなわち1.57ラジアンになります。

これを式にすると以下の様になります。

ラジアン=2π×角度÷360度

=2π×90度÷360度

=6.28×90度÷360度

=1.57ラジアン

ラジアンを角度にする場合

またラジアンを角度に変更する場合、以下の様になります。

角度=2π×360度÷ラジアン

ラジアンを使うメリット

ではラジアン表示するとどんな良い事があるかと言えば、例えば半径10cmで90度の弧の長さを求めたいのであれば、単純に10cmに1.57を掛けて15.7cmと求める事ができるのです。

 

たったこれだけの事ですので、とにかく360度=2π(6.28)とだけ覚えて頂ければと思います。

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