DaVinci Resolveにおいて”プロジェクトフレームレートを変更しますか?”を出ない様にする方法

DaVinci Resolveを使っている方は、ほぼ確実に以下のメッセージを目にするのではないでしょうか。

DaVinci Resolveのフレームレート確認メッセージ

このメッセージを見る度に、どっちにすべきか数秒間悩む事によって集中力が途切れます。

そもそもこの記述がとにかく分かり難い。

この問いの趣旨は、フレームレートを取り込む動画のフレームレートに合わせるのか、それともDaVinci Resolveのプロジェクト設定に合わせるのかを訊いているので、選択肢は動画 or プロジェクト設定とするべきです。

それが変更しない or 変更とあるので、とにかく悩みます。

英語もそうなっているのでしょうか?

ちなみに下はFilmoraの同じ趣旨のメッセージなのですが、こちらの方が余程分かり易いのは間違いありません。

Wondershare filmoraのフレームレート確認メッセージ

できる事なら、見習ってほしいものです。

憎まれ口を叩いたあとで、ようやく本題です。

この人の集中力を削ぐメッセージですが、理想は表示させない事です。

ところがです。

取り込む動画とプロジェクト設定のフレームレートを同じ29.97fpsにしても、このメッセージが表示されるのです。

暫く諦めて使い続けていたのですが、ようやくその理由が分かりましたので、ご紹介します。

ではどうするかと言えば、DaVinci Resolveのプロジェクト設定にあるドロップフレームタイムコードをONにしなければならいのです。

手順は以下の通りです。

先ずファイルから環境設定を選択します。

 

プロジェクト設定の中のドロップフレームタイムコードを使用にレ点を入れます。

 

以上で29.97fpsの動画を取り込む限り、2度とあのメッセージは表示されません。

ただし気になるのは、なぜドロップフレームタイムコードを使わないとメッセージが表示されるのかです。

動画は既にデジタルなのですから、アナログ時代の様に30fpsに合わせるために今更ドロップフレームタイムコードなど使う必要は一切ありません。

どうもDaVinci Resolveとしては、ドロップフレームタイムコードを標準として使ってほしい様です。

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